現地ツアー予約サイトのViator、日本市場に本格参入
着地型旅行商品の予約サイトを運営するViator(ビアター)は今年から、
日本市場への本格参入を開始した。
同社は1995年にオーストラリアで設立し、同名のウェブサイトを開設。
その後は米国サンフランシスコに本社を移し、現在は165ヶ国以上で
3万2000件以上のツアーやアクティビティなどを提供している。
Viatorについて、「15年以上に渡り全世界でツアーやアクティビティを
提供してきた経験があり、地域ごとにデスティネーションエキスパートがいる」
ことを強みとして説明。
また、商品の予約・決済後に、ニューヨークのワンワールド展望台などの
観光スポットにスムーズに入場できるよう、同社オリジナルの特典として
電子バウチャーを導入していることなど、独自の仕組みについても紹介。
今後はメディアを通じて消費者にこれらの強みをアピールし、
認知度の向上と利用促進をはかる。
取扱商品については、日本発の海外旅行においては日本語が話せる
ガイド付きのツアー数を拡充するなど、日本人向けの対応を強化。
訪日旅行においては、すでに多くの商品を扱う東京に加えて、LCCの就航や
増便が続く大阪や北海道、沖縄などのエリアの商品を拡充していきたい
考えを示した。
また、販売チャネルの拡大に向け、日本におけるアフィリエイトパートナーの
拡充も重視していることを説明。
同社は現在、ホテルや航空会社、旅行会社など3000社以上の
アフィリエイトパートナーを持っているという。