東京ディズニーリゾート20年までの計画を発表「美女と野獣」新設
オリエンタルランドはこのほど、東京ディズニーランド(TDL)と
東京ディズニーシー(TDS)について、2020年までの開発計画の一部を発表した。
同社は14年に「23年までに『高い満足度を伴った入園者の数』を恒常的に
3000万人レベルとする」ことを目標として設定。
しかし14年以降の入園者数が想定以上に増加していることから、目標達成を
20年度へと前倒しし、開発計画の一部を見直すこととした。
TDLについては、20年春を目途に新たな施設を複数オープン。
「ファンタジーランド」内では、1992年に公開したアニメ映画をモチーフとした
「美女と野獣エリア(仮称)」を新設する。野獣の住む城や映画に登場する
街並みを再現し、音楽にあわせて乗り物が動くアトラクションも設置するもので、
投資額は約320億円。
「ファンタジーランド」内には屋内シアターも開設し、キャラクターによる
オリジナルのプログラムを上演。定員は約1500名で、投資額は170億円。
そのほか「トゥモローランド」については、約60億円を投じて映画
「ベイマックス」をテーマにしたライドタイプの新たなアトラクションを設ける。
体験時間は約1分30秒。
アトラクションの隣にはTDLとTDSでは初めて、ポップコーンの専門ショップも
設置する。
「トゥーンタウン」内には、新たにミニーマウスのグリーティング施設を開設する。
一方、TDSでは19年度内に「メディテレーニアンハーバー」エリアに、
大自然を体感できる新アトラクションをオープン予定。