スカイマークがネスレ日本とコラボ
「また乗りたくなる空の旅プロジェクト」を開始する。
コーヒーやチョコレートの無料提供などにより機内サービスを拡充するもので、
今年3月に民事再生の手続きを終えたBCは、ネスレ日本の協力を得ながら、
新しいイメージを作り上げていきたい考え。
ネスレ日本と航空会社の協業はこれが初めて。
共同プロジェクトではコーヒーの「ネスカフェゴールドブレンド」と、
BC限定オリジナルデザインの「キットカット」を搭乗者全員に提供する。
長距離路線から始め、搭乗者の反応を見ながら短距離路線へも拡大していく。
また、高級ブランドの「ネスカフェ・フラジール」も1杯100円で販売する。
さらに、最前列席の「足のばシート」6席ではタブレット端末を貸し出し、
11月上旬からは「ネスレシアター」として、BCを舞台にした全30話の
ショートフィルム「踊る大空港」も視聴できるようにする。
同作品は映画「踊る大捜査線」を手がけた本広克行氏が監督し、客室乗務員や
空港スタッフなど新生BCで働く人々を中心に、航空業界の舞台裏を描いたもの。
出演者は中村雅俊さん、北香那さん、桜井美南さんなどで、撮影進行中。
このほか、BCの子供1人旅サービス「スカイキッズ」を羽田/神戸線で
利用する搭乗者に、出発空港で撮影した写真をキットカットのバッケージに印刷し、
到着空港で受け取ることができる「チョコラボ・キットカット」を11月上旬から
開始する。