バニラエア 関空/奄美線開設
バニラエア(JW)は3月26日から、関空/奄美大島線の運航を1日1便で開始する。
関空発着の国内線としてはすでに就航している台北(桃園)線、
2月18日に就航する成田線、3月18日に就航する函館線に続く4路線目で、
このうち函館線と奄美大島線はJWだけが運航する路線となる。
使用機材は180席のエアバスA320-200型機で、航空券は1月12日から発売する。
JWによれば今回の関空/奄美大島線の就航は、2014年7月にLCCとして
初めて運航を開始した成田/奄美大島線の好調を受けたもの。
同路線の16年の搭乗率は平均で80%を超えており、関空線についても同程度か
それ以上をめざす。
関西には25万人近い奄美出身者が在住すると見られていることから、
観光に加えてVFR需要も取り込みたい考えで、奄美発の利用者の割合は、
成田線の2割よりも大きくなる可能性もあるという。
なお、政府は今春に、奄美大島や奄美群島の徳之島などを「奄美群島国立公園」と
して国立公園に指定する予定。また、18年に「奄美・琉球」をユネスコの
世界自然遺産に登録することをめざしている。