マレーシア 9月から外国人の宿泊に課税
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マレーシア政府は9月1日から、同国内の宿泊施設に滞在する外国人旅行者を対象に、「観光税」の徴収を開始する。
1人あたりではなく1部屋1泊あたり10マレーシアリンギット(約254円)を徴収。
対象となる宿泊施設はホテル、サービスアパートメント、ロッジなどで、
マレーシア政府観光局によれば、総室数が4室以下のホテルや、観光文化省が
許可するホームステイ施設、商業目的ではない福祉施設や政府機関の教育施設など
での宿泊は対象外。
チェックアウトの際に宿泊代金とともに宿泊施設に支払う。
すでに予約済みの記録も徴収の対象となるが、
旅行会社が現地のランドオペレーターなどを通して手配した宿泊については、
希望すれば来年の3月31日宿泊分まで免除される。
その際は現地ランドオペレーター経由で、観光文化省の担当部署に申請する。
なお、世界遺産の環境保全などを目的とする「Heritage Tax」が導入されている
ペナン島やランカウイ島、マラッカについても、Heritage Taxに上乗せする形で
観光税を徴収する。