Peach 17年旅客700万人へ
航空券の旅まるです。
ピーチ・アビエーション(MM)は2017年度の12ヶ月間で600万人から700万人の
旅客の輸送を目標に掲げる。
15年度の旅客数は約400万人となる見込みで、16年度に500万人から600万人、
17年度は600万人から700万人と、1年あたり少なくとも100万人の増加を
めざす考え。
12年3月の就航から約4年が経過し機材の数も17機にまで増加。
一方でロードファクターは14年度が85.9%、15年度もこれを上回る見込みと好調で、
経営成績上でも累積損失を今期で一掃できる予定だ。
こうした好調さの要因について「運航品質」「コストマネジメント」
「ブランディング」「イノベーション」の4つを列挙。このうち運航品質は
「LCCといえども航空会社」であり、安全性に加えて「ちゃんと飛ぶこと」が
重要であったという。
その指標となる就航率は14年度実績で99.1%。この信頼性に、路線によっては
他社の4分の1という安価な運賃が結びつくことで、顧客がその使い方を考えて
新規需要が獲得できる流れができたという。
これら4点は、今後も目標達成に向けた鍵として突き詰めていく。
例えばイノベーションでは、従来から段ボール製のセルフチェックインキオスクを
導入するなど新しいアイディアを現実のものとしてきているが、
今後は第4次産業革命とされる「インダストリー4.0」にならって「ピーチ4.0」を標榜。
17年度の事業規模では機材数を20機と想定し、ハブ空港も関空、那覇、成田、
仙台の4空港に増やしている計画。
路線網も現在の国内線13路線、国際線10路線から拡充へ。
Peachの利点は、成田空港にて第1ターミナルにカウンターがあるため
国際線への乗り継ぎは便利ですね。